カワセミ像

鳥の写真が流行っている。デジスコというのだそうだ。デジスコとは、デジタルカメラとフィールドスコープを足して略した言葉だ。フィルムのカメラに比べるとデジタルカメラはパシパシとたくさんの枚数を撮影してもその分お金がかかるわけではないから、昔に比べてやりやすくなった趣味かもしれない。近頃は天体写真を撮っていた人たちまで鳥の写真を撮り始めた。
デジスコで人気の被写体ナンバーワンの被写体はおそらくカワセミだろう。色がとても綺麗だし、山奥に行かなくても見られるという手軽さが良いのだろう。甲府の街中を流れる用水路の沼川でも飛んでいるのを見たことがあるほどだから、とても人の生活の近くにいる生き物でもある。というわけで、僕もカワセミの写真を撮ってみた。でも、川沿いにいたカワセミでなく、道路沿いにいたカワセミ。こいつは結構目立っているので知っている人は多いはず。
カワセミ甲府市の鳥ということになっているようで、甲府市役所のウェブサイトには次のように書かれている。
『川の土手や水辺にすむ留鳥(死ぬまでうまれた土地を離れない野鳥)で、背羽根の美しさから「飛ぶ宝石」とも言われます。「宝石の街・甲府」に1番ふさわしいと選ばれました。(昭和59年8月指定)』
甲府駅を降りて最初に出会う甲府の象徴といえば信玄像だろう。甲府南インターを降りて最初に出会うのはこのカワセミ像だ。