千波の滝

いやー、残念。象牙海岸は強かった。途中からドログバが入った途端に、両チームの気持ちの持ち様が変わったことが見えるようだった。天気の方は、土砂降りの雨が降ったり止んだりで、これぞ本場のトロピカルウェザーという感じ。これならフロリダよりも梅雨の日本で調整したほうが良かったんじゃない、と言いたくなる様な画面だった。
調べてみると、試合が行われたレシフェ市があるペルナンブコ州付近は、ブラジルでのヨーロッパの植民地としては最も古い歴史のある地域だそうだ。ポルトガルの植民地となり、サトウキビ貿易や奴隷貿易の舞台となった。オランダの植民地にもなり、西インド会社の拠点となった。その後は、革命、帝政などを経て現在に至っている。
レシフェでのケッペンの気候区分は熱帯モンスーン(Am)で、この時期はまさに雨季。土砂降りで水が溜まった芝生でのパスサッカーは、なかなか思い通りに行かず、イライラが募ったかったことだろう。
ところで写真は、先週始め、大雨の後だからきっとすごいだろう、と思って出かけた「千波の滝」の様子。かつて、台風の後に出かけたときには凄かったので期待したが、思惑とは違っていた。サッカーもしかり。