海洋道中について聞きに行った。

ひと月ほど前、上司から「君は海洋道中へ行ってもらうことになった」という意味のことを告げられた。それ以来、いろいろバタバタしたり、忙しい連休があったりした中で、6日には指導者会議というところに初参加した。
海洋道中というのは、山梨県内の中学生が8泊9日の日程で八丈島でキャンプ生活を送るというもの。テントで過ごし自炊で生活する中で、ビバークを挟んで徒歩で島を一周したりなどかなり過酷な日程だ。そして指導者として参加する大人は、寝る間も少なく日に日に寝不足がたまっていくという辛いものらしい。
今日は、昨年海洋道中に行った先輩職員に書類を貰ったり話を聞いたりするために、お隣の愛宕山少年自然の家に出かけた。
資料を見ながら様々な話を聞かせてもらったが、聞けば聞くほど大変そうで、すっかりビビッて帰ってきた。数日前から体調不良だったこともあって益々心配になったところもあったかもしれないが、今まで指導者として参加したことがある人は口をそろえて、寝る時間が無いということを言っていた。こいつは、体の弱い僕にとってはきっとエクスペディションだ。
良い話ももちろんあった。なんと行っても星空が美しいという。そう言えば、水平線から沸いて出るような天の川を見たのはもう20年以上も前かもしれない。それを楽しみに、それを参加者みんなが一層楽しめるようなそんなプログラムを考えよう。
ところで、海洋道中が終わってようやく疲れが取れたぐらいの8月20日頃、今度は八丈島から山梨へ子供たちがやってくる。富士山を見るのも楽しみにしていることの一つかな。その頃はこんなに雪は無いけれど。