ピーマン

ここ数日ですっかり涼しくなった。
忙しかったのでなかなか行かれなかった畑を久しぶりに訪れてみた。シバ類がずいぶん生えていた。モロヘイヤは台風の影響のためか斜めに倒れていた。もうナスは新しい実が成っていない。ミニトマトも萎れてしまった。収穫はモロヘイヤとピーマン。もうこいつらもそろそろおしまいだ。そして、他の畑では、秋〜冬の作物がすでに芽を出している。毎年、秋の作付けが遅れてしまう我が家の畑は、今年も例年通り遅れてしまった。

ピーマンは採らずにいると赤くなってしまう。ナス科トウガラシ属の植物だから、赤くなるのは自然なこと。小学校の頃、ピーマンはカロチンが豊富だと習った。調べてみると、カロテン(カロチン)はカロテノイドという赤い色素の種類のことで、よく耳にするものとしてベータカロテンやリコペンリコピン)などが含まれる。ピーマンに多く含まれるのはこのリコペンということだ。おっ、リコペンといえばトマトにも多いことで知られるぞ。たしか、とっても良い栄養素だった。生活習慣病に効くとか書いてある。なるほど、トマトはピーマンと同じくナス科だから同じものを持っているんだ。トマトばっかりでは無くてピーマンでも健康になれそうだ。、、、、と、調べていると脱線していく。
結局、ピーマンが赤くなるのはカロテノイドを持っているからで、ということは、紅葉と同じ仕組みということのようだ。
僕の場合、美女に話しかけられたりするとどきどきして顔が赤くなってしまう癖はこの歳になってもまだ直らない。頭がピーマンだからだろうか。(←古っ!)