サクラを見る会と新型コロナウイルス関係のことしか報道されなかった今国会だが、その中で成立した法律などの中に「防衛省設置法改正」というのがあって、それは『宇宙作戦隊』の設立というものだ。任務は、人工衛星の脅威となる宇宙ゴミ（スペースデブリ）を監視するというもので、航空自衛隊に新設される部隊となるそうだ。これはなんだか魅力的なネーミングで、やけにワクワクさせてくれる。例えば先日話題になった、使途を定めない政策予備費のようなものを使っての秘密の任務とかあるのかな。
写真は、2017年に作ったプラネタリウム番組「エンケラドス人探しどす」に登場する主人公ペイントフォーの立ち人形。こいつらも政府から秘密の任務を受けて大活躍するんだ！ それがまるで現実になるかのようなこの法律。いつか未来、宇宙作戦隊に対してペイントフォーのように土星の衛星エンケラドスにおける生物探査という秘密の任務が下される日が来るだろうか。ちなみにペイントフォーの場合、表向きの任務はエンケラドスの観光開発ハンティングだった。
