電車のワンマン化

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JR東日本は、山手線などの路線で2025~30年頃にワンマン運転導入を目指す、と発表したそうだ。
僕が子供の頃にはバスにも車掌さんが乗っていた。小学校に入る頃から次第にバスのワンマン化が進められてきた。ワンマン化によって、バスの真ん中の扉は出口専用になり、運転席の横にある前の扉が入口になった。そしてバスの中にブザーのボタンが付けられた。でも、真ん中の扉のすぐ後ろにある車掌さんの立ち位置は暫くの間そのままに残っていた。子供はその狭い場所に、かつての車掌さんのように立ってみたりした。でも、立った大人の腰の辺りにある枕のような形の椅子と同じ布で作られたクッションは、子供の腰よりもずっと上の方にあるのだった。そんな車掌さんの立ち位置もいつの間にか無くなってしまった。さて、山手線の車掌さんの居場所はどうなるのだろう。運転席と兼用だったりするからずっと残るのだろうか。それとも、ワンマン後に待っているだろう無人化の達成後に無くなるのだろうか。車掌さんが居なくなったのは電車よりもバスの方が早かったが、無人化はむしろバスよりも電車の方が導入が容易いように思うが。