原山神社

家からせっせと歩いて20分ぐらいのところにある神社。ここは鰻の神社としても知られている。僕は子供のころから鰻が最大の好物であるから、それこそ氏子になってもいいぐらいのものだ。最近鰻を食べたのは5月の連休、それは久し振りのことで、その前というと1年ぐらい間が空く。この調子だと余命の間に食べられる回数を考えると悲しくなる。
近頃は日本ウナギは絶滅危惧種にまでなってしまい、蒲焼の値段もかなり高額になった。10年ぐらい前にはスーパーでもたくさんのパック入りの蒲焼を積み上げて売っていたような派手なやり方をしていたこともあり、獲り過ぎてしまったのだろう。今ではスーパーでもあまり多く扱わなくなった。これは、資源保護という立場からではなく、値段が高いからという理由だろう。
そこで提案。鰻は鰻屋で食べるもの、というのが僕の持論だ。これは、本来とても美味しいはずのウナギが他の料理屋やスーパーで売っているものはそうでもなくなっているということ、スーパーで普通に売っていると有難みが減る事などによる。これを制度化してはどうだろうか。つまり、ウナギは鰻屋でなければ食べてはならないという規制だ。もしもこのようになってくれれば、ウナギの獲り過ぎはかなり緩和されるわけだし、しかも効率的に鰻屋にウナギが回るわけだから消費者価格は今より下がるだろう。