2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

アジサイの花の真ん中へん

真ん中に青い色の団子があって、その周りを花びらが囲んでいる。花びらは付け根が白くて薄紫色に変わる。不規則に薄青い色が混じる。 この花の名前にひっかけているのだろう、「味彩」という名前の小料理屋は多い。一つの町に一軒はあろうかと思うほどよく見…

ソーラー充電器

「楽天のポイントが消えそうだったから」と言って、妻がこれをくれた。携帯電話のための充電器だ。縞々のところが太陽電池になっていて、中のバッテリーに電気を溜め込む。端子は折りたたみ式になっていて、クルッと180度回して電話に差し込む。格安だったと…

サラサドウダン

大きくて派手な花を咲かせるレンゲツツジと比べると、同じツツジの仲間の花とは言え、サラサドウダンはかなり地味な花だ。地味な花ではあるが、花の数はすごく多い。絶対に数える気にはならない。 世の中には、普通の人が絶対に数える気にならないようなもの…

ミヤコザサ

高原を歩いていると、山道の両側に茂っているのがこの笹。子どもの頃から、こういう葉っぱがいっぱいあったらクマザサというものだと思っていた。でも山梨県はミヤコザサが卓越しているとのこと。全国的には何という笹が多いのかはよく知らない。ただし、熊…

レンゲツツジ

ラッパのように開いた花びらの中には、長く伸びたメシベとオシベがある。誰かが花の蜜を舐めたくて、花を摘んでチュッと吸い込むと、場合によってはひどい目に合うかもしれない。レンゲツツジには毒があるのだそうだ。ところで今日の新聞に、国際宇宙ステー…

甲府盆地南部を車で走ったら、桃の実が目立った。写真を撮るために車を降りて近づくと、美味しそうな匂いが漂ってきた。良い色に色付いている。周りの木を見渡してみると、もうそろそろ食べごろかなという木があったり、袋が掛かっている木があったり、まだ…

ハエ

昨日の甘利山でのこと。 花畑の道を歩いていたとき、僕の前を進んでいた次女がくるっと振り返って左手を差し出した。そして、 「とうさん、これ撮って」と言った。 差し出された手の親指にはハエが止まっている。 「いいよ」と僕は返事を返して、カメラを向…

レンゲツツジ

曇り空の土曜日、家族でちょっと用事に出かけたり、昼食を外食にしたりで過ごしたが、昼過ぎに思い立って「甘利山」に出かけた。午後から出かけても山にいけるのだから、山梨は凄い。僕が育った千葉ではありえないことだ。 くねくね道を登っていくと、降りて…

東京ビッグサイト

この特徴ある形の建物は、国際展示場「東京ビッグサイト」の入り口。これを見ると思い出すのが、一昨年(2010年)の上海万国博覧会で建設されたクリソツな建物だ。色は赤っぽいものだったと思うが、形が同じだったので日本のマスコミではこの話題がずいぶん語…

ニガナ

食べたことはもちろん無い。名前からしてきっと苦いのだろう。花も小さくて見栄えがしないのだが、よく見るとなかなかの造形だ。花びらがいい。セロテープについてくる金属製のテープカッターのような形に、花びらの先端がギザギザになっている。ニガナの仲…

台風の足跡

昨夜通過した台風4号は、強い風を吹かせて去って行った。通勤時、愛宕山まで登ったら、道が覆われてしまうほどたくさんの小枝が落ちていた。葉っぱを見ると、クヌギ、サクラ、コナラがほとんどだった。 うっかりカメラの感度を1600にしたまま撮影してしまっ…

波の干渉

台風接近ということで、朝の通勤中からポツポツと雨が降り出した。昼までには本格的な雨降りになり、午後になると激しく降り出した。科学館の屋根はほとんどがトタン屋根で、しかも天井が無い造りなので、雨が降ると音がよく聞こえる。そして、展示室内は大…

アメリカフウロ

畑を借りていた頃、すぐそばに草むらがあった。草むらは四季よりも細かく植物相が入れ替わり、ある一時期、この植物に草むらが覆われるときがある。葉はブタクサにちょっと似ていて、喘息持ちには一瞬ドキッとさせるが、種類としては離れたもので、風媒花で…

愛宕山の住宅地

今日の職場は愛宕山の麓にある、ことぶき歓学院の建物だった。そこから愛宕山を見ると写真のようになる。普段の職場である建物はてっぺんの林に隠されて見えない。その林の下には山の斜面を利用した眺望の良さそうな住宅がたくさん建てられている。 昔の白黒…

紙やすり

紙やすりを何枚も買ってきて、小さく切り分ける作業をした。自分で作業するときには手で千切って使うのだが、この度の物は人に配るものだけに手で千切るわけにもいかない。それでカッターナイフを使って丁寧に切り分けた。作業が進んでいくうちに、だんだん…

露頭

富士山の北側に位置する御坂山地は、甲府盆地から見ると富士山を遮るプラインドのようだ。僕の家からは富士山のてっぺん付近が、御坂山地の上にほんの僅かに見えるに過ぎない。もっと南に行くと、より近づいたはずの富士山の姿を見ることができない。遠ざか…

暮れるスタジアム

次女の自転車練習につきあってスポーツ公園に行った。ジョギングをしている人が大勢いた。スケートボードの練習をしている人たちもいた。 道を自転車がフラフラ走っていて、そこへ急にジョギングをする人などが飛び出してきたら危ないだろうと思って、なるべ…

常緑樹の枯れ葉

例えばツバキのような常緑樹では、冬にも緑の葉が茂っているわけだが、それでも何時かは枯れ葉となるわけだ。そんなところを狙っていたというのではないが、たまたまこんな状態を見かけた。4枚並んだ葉のうち端の1枚が黄色くなっている。 同じ常緑樹でも、…

虫こぶ

虫こぶと呼ばれるものには、虫によるもの、菌類によるもの、細菌の感染によるものがあるという。この写真の場合は、虫によるもののようだ。まさに寄生虫だ。森を歩いていると、様々な虫こぶに出会える。写真のものは大型の部類で、葉っぱがちょっと膨らんだ…

オニタビラコ

職場の建物の西側斜面に咲いていた。たぶん、オニタビラコというやつだろう。漢字で書くと「鬼田平子」、意味を考えて区切ると「鬼 田平子」となるが、「鬼田 平子」と区切るとまるで人名のようだ。冴えない花だ。花の色はよくある黄色だし、花が小さい。近…

アカスジキンカメムシ

6月8日の日記に書いた、背中で笑う虫について、職場の後輩で、生き物にメチャ詳しいWくんに聞いてみたら、アカスジキンカメムシの幼虫だと教えてくれた。なるほど言われてみれば羽が無い。それにしてもこの虫の名前、漢字で書くと「赤筋金亀虫」となるわけだ…

カジキのジャンプ

次女の自転車の練習に付き合っていたときのこと。ちょっとした退屈もあって周囲をなんとなく見回していたら、足元のアスファルトからカジキがジャンプした。僕は残念ながら映像でしか見たことが無いのだが、あれは迫力がある。「老人と海」って気分になる。 …

水羊羹

今日から入梅だそうだ。なるほど如何にも梅雨らしい天気だった。それでも次第に雨はあがり、夕方には晴れ間も見えるようになった。 仕事を終えて家に帰っても、まだまだ明るい。そんなわけで「自転車、乗るか?」と次女に声を掛けてみたら、「のるー!」と大…

こっちを見て笑う虫

ハムシの一種か、コガネムシの仲間か、テントウムシの種類か、それとも別の何かだろうか、こんな奇妙な虫がいた。黒い体の背中には、大口を開けて笑っている顔が白く描かれている。こっちを見て笑っている。 ここ最近の僕は、とても嫌な出来事や大きく落胆す…

ウィン太郎のエンジン

風邪で寝込んでいるうちに車検が終わった。車検をお願いした修理屋さんに、受け取りに行く約束の日に行かれなくなった事情を話したら、代車のスケジュールが詰まっているからということで、向こうから来てくれた。代車にガソリンを入れていなかったので、受…

子供の自転車

先週、子供の自転車の手入れをした。長女が乗っていて、新しいのを買ってから後、数年間ベランダに置いてあった物だ。少し遅いぐらいだが、次女が自転車に乗ると言い出した。言い出したのは春先だったから、今頃まで遅くしてしまったのは僕のせいだろう。 お…

コミスジ

昨日(6月4日)は「ムシ(六四)の日」だったのに、虫の写真どころか写真一枚載せることができなかった。というわけで一日遅れで虫の写真。たぶんコミスジ。 漢字で書くと「小三条」あるいは「小三條」となるようだ。字面だけ見るとまるでお公家様みたいだ。僕な…

感染

久しぶりに高い熱を出し、お医者さんにかかって寝込んでしまった。とてもだるいので今日はこれでおしまいです。

テングチョウ

イチモンジチョウの後にはテングチョウがやってきた。どちらも数頭が飛んでいた。 人に対して「天狗」と言う場合、あまり良い意味に使われない。ただし、若干ではあるが称える意味も含まれる。「あいつは○○で一番だったから、今ではすっかり天狗だよ」と言う…

イチモンジチョウ

こいつは本当に蜜を吸っているのだろうか、と思うほど落ち着かない動きをする。花の前でカメラを持って待っていると、ひらひらと他の蝶とは少し違った飛行ラインを描いて現れる。よし来たな、とカメラを向けると、ピントが合うかどうかの頃には飛んでしまう…